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高校時代に探検した話

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1: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:10:58.35 ID:TMQaUOyE0
高校の時に探検した思い出を聞いて欲しい。


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3: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:11:25.78 ID:pbkKTqNn0
聞くぞ。最後まで

5: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:11:51.30 ID:TMQaUOyE0
>>3
サンクス

4: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:11:25.57 ID:TMQaUOyE0
今から11年前、俺が高校生の時の話だ。

当時俺は山を一つ越えて自転車で通学していた。
結構アップダウンが激しく、3年間通った後は
多少脚力に自信がついたくらいだ。

6: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:12:15.75 ID:TMQaUOyE0
その山でのことだったんだが、途中池があった。
それは池と呼ぶには大きすぎるし、湖までは
到底いかないほどの大きさだった。

7: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:13:51.76 ID:TMQaUOyE0
1、2年生の時はあまり気づかなかったけど
3年の時ふと自転車を止めて池の底をぼーっと
眺めてみた。

池の淵から水底(といっても下は乾いているが)まで
およそ10メートルの高さ。

10: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:16:00.31 ID:pbkKTqNn0
溜池か・・

12: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:17:40.91 ID:TMQaUOyE0
>>10
ああ、そんな感じかも

11: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:17:03.45 ID:TMQaUOyE0
池の面積は広いので、池の向こう側にあたる
場所ではまだ水が小さい池レベルで残っている。
それが海のようになっていてその周りには
小川といったような感じでその海へ流れ込んで
いた。渓流から海までを縮尺した感じで
それが面白かった。

13: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:18:19.70 ID:TMQaUOyE0
池の淵から水底まで10メートルもあれば
もちろん壁もあらわになっている。
それに気づいたときにふとあることを考えた。

それはこの池を降りてみたらどうなるか?
であった。

14: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:20:01.72 ID:TMQaUOyE0
無論、ただ降りて、少し湿った地面を歩きまわるだけ
だろう。
ただ、うまくいけば根がかりしたルアーなんか拾える
かもしれないし、何より興味をそそられたのが
そこへ降りることだったのだ。

16: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:21:43.97 ID:TMQaUOyE0
ロッククライミングというスポーツは知っているだろうか?
岩肌を自身の力で登っていくスポーツだ。
当時はそんなに知名度もなかったが、この日のちょっと
前にテレビで紹介した番組を見てみていつかやってみたい
と思っていた。ただ、今のように専用の場所を借りて
やれるような場所はなかったし、初心者が
やるような岩肌は俺が住んでいたテリトリーにはなかった。

18: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:23:58.41 ID:TMQaUOyE0
が、しかしここはどうだろう?
壁にあたる部分は岩でかなりごつごつしているし、ロープを
伝って降りるのもおもしろそうだ。

そして、上からは見えにくい部分に何かがあるような気がしたのだ。

19: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:26:11.34 ID:TMQaUOyE0
こんなことを考えているとワクワクしてきた。
このワクワク感はいつぐらい前からしてないだろう?
たぶん小学校の頃・・・。ちょうど土手で自分の背丈ほども
ある草をかきわけ、段ボールで秘密基地をつくった時の
ようなそんな感覚だ。

22: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:28:29.31 ID:TMQaUOyE0
18歳になってもこのワクワク感はたまらない。
たぶんこの瞬間ちょっとニヤけてたかもしれない。
でも周りはセミがうるさくないてるだけで誰もいないので問題ない。
うだるような暑さの中で俺の気持ちはさらに暑くなっていた。

23: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:29:50.39 ID:TMQaUOyE0
その日はとりあえず家に帰った。
明日の授業の予習中もずっとあの池底が気になってしかたない。
適当に予習をすませると、ゴロンと横になってあれこれ考えてみた。

25: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:32:31.07 ID:TMQaUOyE0
まず降りるにはどうするか?だ。
何もなしに降りるのは危険だ。途中何もつかむところがなければ
そこでジ・エンド。最初はロープがあったほうがいい。
途中木が横に生えていてトゲがあるかもしれないな。
素手では怪我をする。軍手が必要だ。怪我といえば
応急手当ぐらいできるようにしないと。
ああ、普段は見えない池底で飯を食うのもオツだなぁ。
母ちゃんに弁当作ってもらおうか。でもなんて理由つければいいんだ?
いつも学食で食ってるのに。
・・・みたいな妄想をふくらませていたが妄想をどうしても現実に
変えたかった。

29: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:34:32.72 ID:TMQaUOyE0
一人でやるには恥ずかしいし、やっぱり友達が一緒のほうがおもしろい。
ということで友達に連絡をとることにした。
相手は昔一緒に秘密基地を作った友達Kだ。

30: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:35:32.93 ID:TMQaUOyE0
あっKは高校の同級っす

32: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:38:10.07 ID:TMQaUOyE0
Kにポケベルで「デンワクレ」と送った。
440409012394かな。当時はポケベルがブームになっている頃で、携帯電話なんかは
まだ普及してなかった。
ほどなくKから電話があり、俺の熱い思いを伝えた。

37: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:40:08.11 ID:TMQaUOyE0
Kはなんだかよく分からない感じで聞いていたが、高校最後の夏の思い出に
いいだろうというこで一緒にしてくれることになった。

40: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:41:17.54 ID:TMQaUOyE0
日時は次の日曜日に決まった。
ロープなんかの準備物は俺が用意することになった。
家の物置やらホームセンターやらでロープ、軍手と絆創膏と
色々用意した。前の日の晩は興奮してあんまり眠れなった。

43: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:43:11.23 ID:TMQaUOyE0
当日は5時にKの家に迎えにいった。
飯は母ちゃんに頼むのもやっぱり恥ずかしくてコンビニで
おにぎりを買った。一応リポビタンDも買った。
Kの家につくと、チャリのブレーキ音で気づいたのか
そぉーっと玄関から出てきた。
すごく眠そうなKの顔が印象的だった。

46: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:45:21.31 ID:TMQaUOyE0
チャリで朝もやの中出発し、20分くらいで場所に到着。さっそく準備にとりかかった。
まず、ロープをくくりつけないといけない。幸いガードレール際に
池があるのでそれにくくりつける。
結び方は小学校の時に山の学校で習ったやり方だ。
意外なところでというかどうでもいいところで役に立った知識だ。
ロープを買うときは長さで悩んでいたが、下まで余裕で届いていて
安心した。

47: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:47:25.35 ID:TMQaUOyE0
やや興奮していた俺は先に降りるといってロープを手にかけた。
岩のでっぱりに足をかけ、ロープを張る。腕の力で体重を支える
ような形でポーズをとってみるが、かなりきつい。
結局はゆっくり足場を確かめながら降りるという、当初イメージに
あったような降り方ではなくちょっと幻滅したが、それでも
ロッククライミングをかじった気分でおもしろい。
Kも自分の姿を見て早く降りたそうな感じだった。

50: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:49:44.26 ID:pbkKTqNn0
>当初イメージに
あったような降り方ではなくちょっと幻滅したが

理想はリポビタンD(´∀`)

51: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:50:22.51 ID:TMQaUOyE0
>>50
そそ、そんな感じww

52: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:52:01.75 ID:5GW1SaD40
ファイトーいっぱーつ

49: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:49:29.91 ID:TMQaUOyE0
結構順調に降りていたため、少し油断してしまったのだろう。
残り2mくらいのところで手をすべらしてしまい。下に落ちてしまった。
古文で読んだことがあるが、人間は安心すると油断するから
もう大丈夫だと思ったところでもう一度
注意しなければならないというのはほんとだった。
昔の人はスゲー。

54: 闇の世界の名無し 2006/04/28(金) 21:52:32.65 ID:TMQaUOyE0
とりあえず頭も打たずに落ちたのでKの「大丈夫かー?」っていう
声にもすぐ反応できた。
返事が返ってきた時点でKも降り始めた。
Kは運動神経がいいのかすいすい降りてくる。俺の半分くらいの時間で
降りた。才能はKの方があるのか・・・と軽い嫉妬を覚えた。
Kが降りおえると、とりあえず腹が減ったのでリポビタンDで乾杯。
さっき買ったおにぎりを食った。
夏の朝の澄んだ空気の中食べるおにぎりはうまかった。
Kと3つずつ買ったおにぎりはあっというまになくなり
足りないぐらいだった。

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